金沢市のリノベーション&全面リフォーム専門店「ホットリノベ」の東川です。
皆さま、こんにちは!
親の介護と実家の扱いは、中高年世代の多くが直面する切実な問題ですね。
老親にとっての幸せと、自らの老後を見据えた人生設計を両立させることは、決して簡単な話ではありません。
そうした中で、一人で暮らす親へのケアが必要となったのを機に、週末を自ら楽しむためのセカンドハウスという新たな価値を加えて実家をリフォームした事例をご紹介いたします。
リノベを考えたきっかけ
「父は元気、でも最近母を看取ったばかり」
これはリノベをしたとあるAさんの話です。
お父様は要介護の段階ではないものの、支えが必要になった親に子供としてどう寄り添うのか当初は悩まれていました。
実家は父が一人で住むには広すぎる。だけど、今暮らしているマンションでは交通上便利なうえに良好なコミュニティが形成されており、深い愛着があります。
長女と長男も通勤に便利で自宅から独立する気配はなく、当面は一緒に住み続ける可能性が高そうでした。
一方、知り合いの方から、老親を呼び寄せることに強く反対もされていました。
理由は「ひとりになって子供に引き取られた人が、1年もたたないうちに亡くなるケースを何人も見てきた」から。
もちろん、Aさんにとっては親に来てもらう方が楽なのは間違いないのですが、年をとってから環境を変えるのは、それだけ負担が大きいということ。
本格的に介護を必要とする状態になる前に結論を出さなければならないことから、非常に悩まれていました。
丸っと建て替えて新築にする手も考えましたが、そのためにはマンションを手放さないと金額的に実現不可能でした。
そこで、考えだしたのが、週末セカンドハウスとして実家を改造することでした。
リノベにした理由①
「マンション暮らしにはなかった庭付き一戸建てで実現できる夢の暮らし」
アトリエを設けて、趣味の裁縫部屋として活用しつつ、庭で園芸を楽しみ、バーベキューをする。そんな夢のような暮らしが実家の一角を借りれば実現可能なことから、セカンドハウスとしての魅力を感じました。
リノベにした理由②
「週の半分を実家で過ごせば、子供たちの自立を促すことにもつながるのでは」
Aさんのお子さんたちは大学時代に一人暮らしは経験していましたが、その大変さから実家に戻ってきていました。
実家にいるため、自炊をすすめてもなかなかエンジンがかからず困っていました。
いずれセカンドハウスがメインハウスに
この先、拠点としての位置づけが逆転しても、もっと先には役目を終えてマンションに戻るかもしれない。
さらに言うなら、そのとき子供が結婚していて、実家に住みたいと言うかもしれない。
今後、いろんな可能性が想像できる使い勝手のいい拠点になる、と思われたそうです。
リノベにした理由③
長年暮らした家には、亡き奥様との思い出が詰まっています。
老父を心身ともに元気にするには、新築では叶いません。
新築にする、ということは、思い出の家や庭を1回全部壊す、ということですから。
家を残すということは、建物だけでなく、そこに刻まれた家族の記憶を未来へと引き継いでいくことですよね。
一方で本当の意味で家を生かすためには、耐震や断熱といった機能面での補強も欠かせません。
古い家をそのまま残しても地震で倒壊してしまっては元も子もありませんし、何より命が危機にさらされます。
とりわけ、高齢の方に対して断熱は健康状態を大きく左右する要素です。
こうした複雑な家族の想いや願い、希望をかなえることは賃貸や新築、リフォームではなかなか対応しきれません。
本当に当事者が主役となって暮らしをデザインするなら、リノベ以外考えられないのです。
さぁ。あなたの家も快適にリノベーションしてみませんか?↓
最後までお読みいただきありがとうございました。
金沢市のリノベーション専門店「ホットリノベ」。
”ほっと暖かく、ほっと安らげるリノベーション”をコンセプトに、耐震×断熱×収納2倍のリノベーションを手掛けています。
間取りの自由変更・実家二世帯化・増築/減築・バリアフリーリフォームなども承っております。
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