金沢市のリノベーション&全面リフォーム専門店「ホットリノベ」の細川です。
皆さま、こんにちは!
ホットリノベの女性組は、もっと建築について詳しくなる為、現場へ行って見学しながら勉強をするという
機会を設けることになりました。
今後、現場見学の様子をお届けできたらなと思います。
さて、今回は外壁工事を見学してまいりました。
外壁工事には塗装と外壁張り直し、と上からカバーする方法と色々あります。
今回わたしが見学してきましたのは、既存の外壁の上からカバーする金属サイディングの施工現場です。
金属サイディングを施工するメリットとデメリット
【金属サイディングのメリット】
①断熱性UP
一般に金属は熱しやすく、冷めやすいですが、断熱材一体型の金属サイディングであれば断熱効果を得られます。
その効果は窯業サイディングやALCの5倍から6倍といわれています。
窯業サイディングと金属サイディングは厚みがほとんど変わらないのに効果が期待できるのは良いですね。
②防音性UP
金属サイディングを既存の外壁に付ける場合、既存の外壁の上に設置するので、その分防音性UPが期待できます。
特に暑さ18mm以上の金属サイディングであれば効果が期待できると言われています。
③デザイン性が選べる
昔は割とシンプルなデザインがほとんどで、工場や倉庫のような仕上がりで、万人に受けるものではなかったですが、近年ではレンガ調であったり、色や質感が選べるようになりました。
④軽くて丈夫
金属だから強度が高く、吸水や乾燥収縮、地震の揺れなどの影響が受けにくいため、割れや欠け、冬場の凍結による爆裂被害について心配する必要がありません。またアルミ製の物は驚くほど軽いので耐震性にも優れています。
⑤メンテナンスがほとんどいらない耐久性能
金属サイディングは外壁接合か所にシーリングを充てんします。シーリングは年数がたつと固くなって割れて、割れたところから水漏れの原因になったりますが、金属サイディング取り付け時にはその部分が隠れてしまうため、紫外線や雨風などの影響を受けず、耐久性が良いです。
【金属サイディングのデメリット】
①衝撃に弱い
金属サイディングは凹みやすい歪みやすいです。
この不具合は断熱材が入っていないサイディングやアルミサイディングによく生じます。
近年の金属サイディングは裏側に断熱材が貼り付けられており、鉄をベースにしたガルバリウム鋼板が現在の主流なので、耐衝撃性は昔に比べて格段に改善してます。
とはいえ、施工後に野球少年の練習相手として外壁を利用するのは避けた方がよさそうです。
②価格が高め
金属サイディングは窯業系や樹脂系のサイディングと比較して価格が高いです。
ただし、モルタルなどの外壁に比べると価格は安いです。外壁塗装の1.5倍から2倍程度かかります。
でも、30年近くメンテナンスが要らない耐久力を考えると10年毎の塗装に比べて足場費用が浮きますから、長期的に見れば金属サイディングはコストパフォーマンスのいい外壁材です。
金属サイディングを施工方法
ここでは主にリフォーム工事における外壁カバー工法についてご紹介致します。
古い外壁の上に金属サイディングを張って仕上げる方法で、張り替えよりも手間と費用がかからない外壁リフォーム方法です。
まず、外壁面に下の写真のような土台をつけていきます。
その上にこのように金属サイディングを打っていきます。
こちらは別角度から。
合わせている最中はこのように隙間がありますが、調整してピタッとはまっていきます。
下の写真が、はまったところです。
お読みいただきありがとうございました!!
弊社ではこれからも現場の様子をUPしてまいります。
どうぞこれからもご購読くださいますと幸いです。
今あるおうちを自由に活かせる、それがリノベーション
この部分は再利用したい、この部屋は残したい等ご希望に沿いながら、リノベーション計画を
ともにして行きましょう!!(^^♪
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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